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皮膚科・形成外科・美容皮膚科
早稲田駅前皮フ科形成外科
〒162-0045東京都新宿区馬場下町6-1
ビューロタカハシ2F
TEL:
03-5285-8112 

皮膚科

アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎とはかゆみのある湿疹が主な症状である慢性の皮膚炎です。
患者さんの多くはアトピー素因を持っています。多くの場合、子供の時に発症してよくなったり悪くなったりを繰り返し、治癒することもあれば時には大人になっても症状が続く場合があります。
アトピー性皮膚炎の患者さんは皮膚を外の刺激から守るバリア機能が低下していることが多いため、汗などの刺激で炎症(皮膚が赤くなったり、かゆくなったりする症状)が悪化しやす状態にあります。
炎症によりかゆみが引き起こされて皮膚炎が悪化し、かゆみがさらに強くなるという悪循環に陥りやすくなります。

治療には

アトピー性皮膚炎の治療は、症状がないか、あっても軽くて日常生活に支障がなく、また薬もあまり必要としない状態になることを目標とします。

具体的には次の3点が治療の基本です。
1)ステロイドまたはタクロリムス外用薬により炎症を抑えます。
2)保湿剤によるスキンケア 保湿剤を使用し乾燥と防御機能の改善を図ります。
3)悪化因子の検索と対策

ステロイド外用剤には効き目の強さによって5段階にランク分けされています。
湿疹の程度や部位、患者さんの年齢などにより使い分けます。
当院では顔の繰り返す炎症に対してはタクロリムスの外用を勧めております。

ニキビ(尋常性ざ瘡)

ニキビの主な原因には3つあります。

1)古い角質などして毛穴がふさがること
2)ホルモンなどの影響により皮脂分泌が活発になること
3)毛穴の中でニキビの原因菌(アクネ菌など)が増殖すること

その他メイク(メイクによる毛穴の閉塞→ノンコメドジェニックな化粧品を使用またはニキビが出来ているときは普段よりメイクは軽めに)睡眠、ストレス、食生活なども影響します。

治療

抗生物質(ダラシンTゲル アクアシムクリーム)外用 ひどい場合は内服併用
アダパレン(ディフェリン)BPO(ベピオ デュアック)による角質剥離作用
漢方薬(十味敗毒湯 荊芥連翹湯 清上防風湯等)
ケミカルピーリング(自費診療)

当院では自費診療にはなりますが、急性期のニキビ、ニキビ跡のレーザー治療に力を入れております。
今まで皮膚科に通ってなかなか治らないニキビ跡などありましたら、一度ご相談して下さい。

皮脂欠乏性湿疹

皮膚の保湿には皮脂、天然保湿因子、角質細胞間脂質が必要です。
皮脂欠乏湿疹では加齢、気候(乾燥しやすい冬)、生活習慣(入浴時ナイロンタオルによる洗いすぎ)が原因となり上記の物質が失われて、皮膚がカサカサしてきて次第に痒みを伴ってきます。
治療の基本は保湿剤です。夏はローションなどさっぱりしたもの、乾燥が強ければクリームや軟膏タイプをお勧めします。また赤くなっているところには一時的にステロイドの外用します。

脂漏性湿疹

脂漏性皮膚炎は皮脂分泌の多い眉間、鼻のわき、頭皮、脇の下に起こる慢性の皮膚炎です。
原因は皮膚常在菌により皮脂が脂肪酸に分解され皮膚に炎症を引き起こします。
マラセチアというカビが症状悪化因子と考えられています。
治療としては赤く痒みのある場合は一時的にステロイド、予防薬として抗真菌剤を使用します。
この湿疹はストレス、睡眠不足、疲労などにより悪化しやすいので規則正しい生活、バランスの良い食生活に気を付けたほうが良いです。

じんましん

じんましんは突然赤み(紅斑)をもった小さな皮膚のふくらみ(膨疹)ができる病気です。
このふくらみは、いつの間にか消えるのですが、別の場所に現れてはまた消えることを繰り返します。
じんましんの症状は、主にヒスタミンとよばれる物質により起こります。
何らかの刺激で皮膚の肥満細胞という細胞からヒスタミンが放出されると、血管に作用して皮膚のふくらみや赤みを、神経に作用してかゆみを起こします。

じんましんの原因は?

じんましんは4~5人に一人が一生のうち一度は経験するといわれています。
そのうち7割以上の患者さんは、原因のはっきりしない「特発性じんましん」です。
原因の明らかなじんましんもあります。
1)風邪薬や痛み止めなどのお薬
2)サバやマグロなどの特定の食べ物
3)寒冷、日光、発汗

治療は?

主に抗ヒスタミン薬という飲み薬で治療します。
その他H2ブロッカー、抗ロイコトリエン薬、漢方薬など
慢性じんましんでは治療に時間がかかることもありますが、あきらめずに治療を続ければほとんどの方がよくなります。
また疲労やストレスなどで症状が悪化することがよくあります。
じんましんを悪化させる要因を見つけてそれらを解消する工夫も大切です。

手あれ

進行性指掌角皮症は洗剤や水をたくさん使うことで手の皮脂が奪われ、また繰り返し刺激がおこることによっておこる病気で特に主婦、美容師、飲食店員、紙幣をよく扱う銀行員などによくみられる病気です。主に利き手の親指、人差し指、中指から発症し、皮膚が乾燥して剥がれ落ち、さらにひどくなるとひび割れたり、指紋がなくなる症状がみられます。
一般にアトピー素因を持つ人に多く見られ、冬にひどくなりますが、夏にはよくなることが多いです。

治療は?

皮膚にうるおいをあたえる保湿剤をこまめに塗ること(特にトイレ、水仕事で手を洗ったら保湿剤を塗りましょう)
刺激をさける、また手に負担をかけないようにしましょう。
ひどいところには一時的にステロイドを外用します。

口唇ヘルペス

口唇ヘルペスの症状はくちびるやその周囲に小さな水ぶくれができ、単純ヘルペスウイルスが原因で起こります。
一度感染すると生涯にわたり神経に潜伏し、風邪、疲労、ストレス、強い紫外線、などにより体の抵抗力や免疫機能の低下が再発の誘因となります。
治療は抗ウイルス薬の内服や外用を用います。

再発の際には水ぶくれができる前にピリピリ、チクチクなど違和感を感じます。
口唇ヘルペスの症状がでたら早い時期に治療を始めたほうが治りははやいです。

帯状疱疹

体の左右どちらか一方に、ピリピリと刺すような痛みと、これに続いて赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状にあらわれる病気です。帯状疱疹は体の中に潜んでいたヘルペスウイルスの一種、水痘帯状疱疹ウイルスによって起こります。みずぼうそうにかかったことのある人なら、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。
60歳代を中心に50歳代~70歳代に多く見られる病気ですが、過労やストレスが引き金となり若い人に発症することも珍しくありません。
治療は抗ヘルペスウイルス薬を中心に行います。
抗ヘルペスウイルス薬はウイルスの増殖を抑えることにより、急性期の皮膚症状や痛みを和らげ、また治るまでの期間を短縮します。

水虫(足白癬)

水虫は白癬菌というカビの一種が皮膚に感染しておきる病気です。
水虫の菌は高温多湿のところが大好きで、お風呂場のバスマットに多くいます。
また靴を履いている時間の長い人、汗かきな人、指が太く、指のすき間があいていない人は注意が必要です。
治療する前にはかならず顕微鏡による白癬菌の検出が不可欠です。
水虫に似た症状で汗疱という病気もあり、自己判断で市販の抗真菌剤を塗ると菌が出ないこともあるので、早めに皮膚科を受診して下さい。
治療は抗真菌剤という外用薬で、お薬は入浴後、1日1回は必ず塗りましょう。
お薬を塗る期間は症状がなくなったからといって止めるのではなく、最低3か月塗るようにして下さい。

医療機関情報

医院名 早稲田駅前皮フ科形成外科
院 長 三好 将和
住 所 〒162-0045
東京都新宿区馬場下町6-1
ビューロタカハシ2F
診療科目 皮膚科・形成外科・美容皮膚科
電話番号 03-5285-8112

診療科目一覧

一般皮膚科

湿疹・かぶれ・手荒れ・虫刺され・水虫
じんましん・アトピー性皮膚炎・ニキビ
円形脱毛症・たこ・うおのめ・ヘルペス
帯状疱疹・とびひ・いぼ・みずいぼ など

形成外科

皮膚腫瘍・やけど・ケロイド・巻き爪
傷跡修正・わきが・眼瞼下垂 など

美容皮膚科

注射
(ボトックス・ヒアルロン酸)
レーザー
(しみ・美白・たるみ・毛穴・ニキビ跡)
ピアス
イオン導入
外用薬(ハイドロキノン・トレチノイン)

●どんな治療法があるの?
●治療にかかる期間は?

疑問に思う事など、何でもお聞きください。ご相談だけでも問題ありません。